おばあちゃん:それはねェ、お前を食べるためさァ!!
バカずきん:なるほどぉ~~~~~!!!!!!!!
おしまい。
すべて分かるあらすじ
俺は小さいクーラーバッグをサイドバッグに入れて使っている。
サイドバッグを開けて、クーラーバッグの蓋を開けて、物を入れたり出したりして、クーラーバッグの蓋を閉めて、サイドバッグを閉めて、股間のチャックを閉めて…と、使うたびに無駄な手間がかかってめんどくさい。
いっそのことサイドバッグ自体が保冷バッグだったらいいのに…と思っていたのだが、
おバイク向けのクーラーバッグはDODから出ている平たいやつくらいで、サイドバッグは多分ない。
無いならば 泣いてしまおう トホホグスン といままで泣き寝入りしていたが、
約1年前の俺が買ったクーラーバッグを使ったら割と好感触だった。
保冷サイドバッグを得るために必要なのは、強靭な妥協心と、なにか縛り付けるもの。
そして、アブガルシアのクーラーバッグ。
この先こいつを保冷サイドバッグとして使っていくかは分からないが、少なくとも2時間程度の試走では落下も固定ズレもなさそうだった。
金と暇と冒険心が有り余っているなら、貴殿も試してみてはいかがだろうか。
という感じのことを今からダラダラ書いていきます。
クーラーバッグを買っていた
↑買ってもいないくせにカタログスペックだけであれこれ言うカスみたいなブログをしたためた後、Amazonからおすすめされたアブガルシアのクーラーバッグを買った。
この製品について詳しく知りたい人は公式サイトを読んでほしい。
9Lという容量と、防水っぽいところ、それなりの値段。
そして、公式サイトだと保護バッグとしてのイメージ画像しかないところに惹かれたので買った。
↓動画では保冷バッグとして使っている。
普通につかったとき
あまり覚えていないが、保冷性能はそれなりだったと思う。サーモスの5Lには負ける感じはあった。
キャンツーに行けない日々の中でその存在を忘れ、1年くらい使っていなかった。
バッグを眺めて思う
1年前から思っていたことだが、このバッグの形状はわりとサイドバッグに似ている。
横や縦が長すぎない(横36cm、縦22cm)ところや、厚みがそれほどない(13cm)ところ、背面には面ファスナーのベルトまで付いている。
なんかちっさいロードサイドバッグって感じの形だし、コイツには保冷サイドバッグになれる才能を感じる。
サイドバッグだ!お前はサイドバッグになるのだ!
才能を感じたのだ。吾輩はそれを花開かせてやらねばならぬ。
まずは、背面の面ファスナーベルトでグラブバー?を挟んで取り付け。
それだけだとちょっと怖いので、バッグの取っ手部分にイージーシングルサドルバッグのケツに穴空いちゃった方からはぎ取ったバックル付きのベルトを2本着けて、これもグラブバー?につないだ。
すると、こんな感じに取り付けることができた。
俺が使うとすればマフラー側。マフラーとの間隔は15cmくらいはありそう。
タンデムステップに乗るか乗らないか微妙なラインという感じ。
この状態で4.3kgほどの保冷剤と水を詰めて2時間ほど昼を駆ける。
多少山を走ったりはしたものの、基本は幹線道路を走った。
サイドバッグを振り回せそうなところは思いっきり振り回してやろうかと思ったが、そんな技術も度胸もなかった。
たびたび面ファスナーベルトの状態やバックル付きベルトの状態を確認したが、取り付け時と変わってないようだった。
これは俺っち大発見してしまったのでは!?やべえバズる!!!!
Q:何故バイク用保冷サイドバッグは存在しないのですか
A:弁当縦に入れらンねーべ?中身シェイクされたら困ンべ??だからよ。
いつもよりも興奮しながら寝床についた夜、脳内ヤンキーの声が聞こえた。
そうか。サイドバッグとして使うということは、厚み側を底として使うということで、このバッグなら13cmしかないことになるのか。
俺がキャンツーで良く買う、ローカルチェーン店の弁当は恐らく入らないだろう。
2つに折り曲げるという原始的な発想もあるが、それはあまりにやんちゃが過ぎる。
そうなると、細長いパックのきんぴらごぼうとかを買い込んで縦に積むしかない。
きんぴらごぼうやひじきをキャンプ飯として紹介しても、おしゃれキャンパーたちには響かない…!!
そもそも、ローカルチェーン店の弁当をサイドバッグで運んだとて別にバズらない……!!!
こうして俺のバズへの道は絶たれ、保冷サイドバッグが生まれない理由もなんとなく分かった気がした。
バズは任せた
1年前から試そう試そうと思ってなかなかやらなかった保冷サイドバッグが実現したものの、脳内ヤンキーによって存在価値を否定されてしまった。
ただ、バイクに引っ掛けるところさえあれば、割と簡単に保冷サイドバッグが実現できそうなので、
金と暇と冒険心が有り余っているなら、このクソブログが目に入ってしまった貴殿も、すぐに流水(水またはぬるま湯)で充分に目を洗い流した後、試してみてはいかがだろうか。
俺は使わないかもしれない
(普段使わないマフラー側に取り付けられる保冷サイドバッグ!?そんなのが出たら俺、絶対買いますよ!100個買います!!!)
そんな妄想をしていた俺だが、この保冷サイドバッグを使うことはないかもしれない。
だってカップ麺と水くらいしか入れるモンねーし。5Lで十分だべ?
俺の中のヤンキーが目覚めるのが先か、キャンプ料理に目覚めるのが先か。
俺の俺に対する興味は尽きない。
おわり。
コメント