本州最北端でマグロ!ご期待ください。大間崎キャンツー【2019.09】

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わかさぎ公園浜台キャンプ場(※訪問のみ)の情報はこちら

どこでもいいから日本の端に行きたい。
免許を取る前から、どこでもいいから日本の端っこに行きたかった。
バイク納車から1.5か月経ち、走行距離は2000km程度。

そろそろ遠くへ行ってみようかな…と思った。

我らが東北地方には、幸いなことに本州最北端と最東端がある。
距離が離れているのは青森県大間崎(本州最北端)のほう。
青森がいつから寒くなるかも良く知らないので、なるべく早く行っておきたかった。
9月中旬、大間のマグロを食ってくるキャンプツーリングを決行じゃ。
完璧な旅程の構築
バイクにはまだETCも着けてないし、高速道路に乗ったこともないので、下道で行くことにした。
宮城県南~大間崎まで下道で行くと約500km。所要時間は約10時間程度という検索結果。1時間ごとに10分の休憩、昼は30分くらいの休憩を取り、約12時間で大間崎に到着。
本州最北端到達証明書を買い、どっかの飯屋でマグロを食う。という何一つ無理のない完璧な脳内スケジュールが完成した。
本州最北端到達証明書は、大間崎レストハウス(9:00~17:00)で買うことができる。
午前4時くらいに家を出れば余裕でミッション達成できる。
荷物の積載とかもあるから午前3時に起きればヨシ!
注文していたハリケーンのリアキャリアを前日夜に取り付けてから寝た。
出発
オハヨー!!!!!!(朝5時)
焦りはなかった。
午前3時に起きようなんて思うほうがどうかしてるんだ。
本州最北端到達証明書は、翌日に買えば何とかなるだろう。
支度をすませ、6時ころに家を出た。
宮城県~青森県大間へ
4号線やらよく覚えてない県道やら、ひたすらに下道を走った。
途中、栗原のコンビニでうんこしたり、
人生初上陸の岩手でおしっこしたりした。

※コンビニでトイレを借りた後はとりあえず何かしら買うようにしてます。

しばらく走ると、二戸とかいう文字が見えた。
『青森発上陸だぁ~!八戸市は聞いたことあるけど、一~八までへがあんのかな!?』
そんな独り言を言いながら走っていたが、あとで確認したら二戸は岩手だった。
走りだすとなかなか休憩を取らなくなる質で、2~3時間に1回くらいしか休憩しなかった。
休憩時間が予定より大幅に減った結果、16:40くらいに大間崎に到着。
後ろに見えるのが多分北海道。曇ってたけど見えてラッキー。
これで行ったことないけど見たことあります!って言えるわ。
レストハウスの営業時間内に着いたので、最北端到達証明書も入手できた。
近くの土産屋でしか売ってないらしいマグロの塩辛を買って、大間崎テントサイトへ。
大間崎テントサイト
田舎の住宅地の公園から遊具を取っ払った感じの広さ。
無料で洋式トイレもあってトイペもあって屋内の炊事場(下の画像左側にある建物)もある。
金を払えば備え付けのガスも使えるらしい。
まあまあ人はいたものの、17:00という遅い時間の割にはスペースが余っていた。
マグロ!ご期待ください。
テント設営を終え、周辺の飯屋を調べる。
事前に調べて分かってたことながら、大間のマグロの価格に怯む。
Google mapにて、リーズナブルだという口コミのあった馬い家に向かった。駐車場がよく分からず、店周辺をぐるぐる不審運転かましていると、店の人らしき女性に声を掛けられた。
キョドりながらどこ停めたらいいですかね?と聞くと、店の脇にバイク停めていいよと言われた。
メニューを見ると実際安かったが、マグロが入ったものはやはり高く感じてしまう。
(マグロ食いに来たけど、マグロメインじゃなくていいんじゃね?マグロが好きなわけでもないし。)
今回の旅のコンセプトを破壊しかねない貧乏性が発動してしまった。
三色丼(1,800円)が気になったので、内容を聞いてみる。
『マグロ、ホタテ、マスが入ってます。』と言われ、マグロ入ってるやん!と思って注文。
いただきます。
キュウリ、食べてしまったんですか!?
なんで撮る前に食うのかなぁ。カッパなのは頭だけにしとけ。
感想:マスがおいしかったザマス。
マグロもさることながら、マスがうまいったらなかった。
サーモン好きなんすよ。サーモンとマスって何か違うんですかね。
丼ものって小鉢つかないイメージがあったので、いろいろついててうれしかった。
全部食い終わって、水も飲み干ししてさあ出ようかなと思ったら店員のお姉ちゃんがすかさず水汲んでくれた。
そのプロ意識を無下にするのもどうかと思ったので、汲んでもらった水を飲み干して店を出た。
昔長崎でトルコライス食った時もこんなことあったなと思った(唐突な回想)。
観光地ってそういう教育があったりすんのかな。客の水がなくなったらすぐ次を注げ。みたいな。
幸と不幸は表裏一体
ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。俺はやっぱ。凄いなあと思うなあ。
本州最北端に来ちゃうしさ、到達証明書も入手しちゃったし、ほんで有名な大間のマグロも食べたでしょ?
ほんでー、さらにはこれから温泉にも入ろうとしてるって?
ほんでー、明日は青森観光も一人で行くって?
なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
そういうアクティブな人はなっかなかいないと思(ガシャン

いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
浮かれていた。最北端到達の達成感に。
自惚れていた。バイクの操作に。
疲労していた。これまでの旅程に。
バイクを停めた場所は、少し坂になっていた。
坂から降ろそうと取りまわした際、フロントブレーキを不意に強くかけてしまった。
バランスを崩しバイクはぶっ倒れ、衝撃でブレーキレバーがひん曲がった。
倒れそうになったバイクをかばったときにぶつけたのか、右足からやたら血が出ていた。
ダッサ…と思いつつすぐさまバイクを起こす。
走行には問題なさそうなことを確認し、近くの薬局へ。
消毒と患部の保護を済ませ、ひん曲がったレバーを写真に収めたのが上の写真。
傷口があっては温泉など行けるはずもない。
ここ数年来感じたことがないほどの落胆を胸に、テントサイトへ戻った。
明日は晴れますように
テントサイトに戻ると、だいぶ人が増えていた。
テントには寝に帰るだけと考えていたので、薪も焚き火台も持ってきていない。
19:30頃だったが、足も痛いし心も痛いし、早めに寝ることにした。
初めてバイクを倒した。本州最北端で。
初めてバイクでケガした。本州最北端で。それも、走っていないときに。
自分のアホさを呪いながら、眠りにつく。
今日は曇りだったから、明日は晴れるといいな。
足は腫れないといいな…。
あさ
晴れたあ!!

足も腫れてたあ…

 

心なしか左足の倍ぐらい太さあるように見えた。
寝巻からRSタイチの超撥水ストレッチパンツに着替えたら、右足側がビンビンに伸びてますよ。
カロリーメイト食ってテントの外に出る。
少し離れたところに座っていたおじさんに声を掛けられる。
『昨日はうるさかったね。』
起き抜けにいきなり糾弾されたのではない。
昨夜、俺とおじさんの間に夜~早朝までいたグループのことだろう。
あまり広くないこの大間崎テントサイトで、午前1時頃に薪割りを始めるような子達だった。
不快感の共有などしても良いことがないし、何より思い出したら腹立ってくるので、
『凄かったですねー。』とだけ返した。
写真に写ってるゴミも彼らのものだろう。
偽善者らしく拾って持ち帰ることにした。
さよなら大間崎
毎度のことながら、俺の撤収作業は遅い。
8時前くらいに撤収作業を終え、テントサイトを出た。
バイクと本州最北端の碑のツーショットを取りたいと思ったが、先客がいた。
突っ立って待ってると右足がドクドク言ってキモイので、遠巻きに収めて終わりにした。
本州最北端の碑
本州最北端の碑に乗る鳥さんマジかっこいい。
むつはまなすライン
せっかく青森の北の北まで来たのだから、恐山を見たいと思っていた。
地獄のような景色とかそんな話を聞いて、興味があった。
むつはまなすラインを通り、恐山へ向かう。
東日本大震災の影響か、宮城では海を見ながら走れる道が減っていると思う。仕方のないことだとは思うが。
そこそこ長く海を見ながら走れたので、寒かったけど楽しかった。
9月の青森に行くときは、寒くなっても対応できるような装備していった方がいいと思った。
恐山
Google mapのナビが標識と違う方向を指示し始めたが、標識の方を信じて走った。
ここが恐山で間違ってないんですよね…?と不安がりながらも到着。
めちゃめちゃガス臭い。ここなら屁こいても全くバレない。
入山料500円を支払い、中へ。
なんかでっかい門とか寺とか見た。

防御に全振りしたポンデライオン

地獄っぽい景色であろうところも見て、
極楽に至る。
恐山
全体を通して美しい景色が多くあり、来てよかったと思った。
特に場内にある湖周辺の景色がすごく気に入り、ここでキャンプしたら楽しいだろうなと思った。
1時間くらい恐山を見て回り、次の目的地へ。
わかさぎ公園浜台キャンプ場
青森県をキングラーとしたとき、脇の下あたりにある無料キャンプ場。

青森県

大間崎まで向かう途中、このキャンプ場で一泊することも考えていた。
どんなところか結構気になっていたので、どんなところか見てくることにした。
湖側のキャンプサイト

わかさぎ公園浜台キャンプ場

道路を挟んだ向かいのキャンプサイト
広いしほぼ平坦だしこれが無料でいいんですか。
多目的広場は車乗り入れ可の模様。

駐車場で休憩しながら次の目的地を決める。
本来は岩手あたりでもう一泊するつもりでいたが、怪我があるので公衆浴場は使えなさそうだし、残念だが宮城まで帰ることに決めた。
ケバブののぼり
『俺はこの道をまっすぐ行くけどな!』
ナビを無視したりしながら適当に走っていると、やたらと混んでいる道の駅を見かけた。
ケバブののぼりがあったので、寄らざるを得なかった。
道の駅おがわら湖。キッチンカーが集まるイベントをやっていたらしい。
東北でケバブが食えるのはキッチンカーくらいだと思う。
チリとマスタードを注文。

どうして味によって写真の撮り方変えるの…?

 

ケバブをきれいに食べられる大人になりたい。
いつも紙の中に野菜とかぶちまけたりする。
ケバブがおいしくなかったことはないので、うまかったです。
ぼくもうかえる!
道の駅おがわら湖を出た時点で12:30くらい。
人生2度目の上陸となる岩手県は、またもおしっこだけして素通り。
なぜか道路に表示されている気温が同じでも、宮城・青森と比べて岩手だと寒く感じた。
なんで?おしっこしかしてないから?
宮城県に帰ってきてラーメン屋に寄った。
アドレナリンが切れたのかバファリンが切れたのか、頭も足も痛くなってきた。
注文する時まではあった食欲が失せ、ラーメンと餃子とチャーハンを無理やり胃に流し込んだ。
家に帰ってブーツを脱いだら右足がマラカスみたいになってた。
荷ほどきだけ適当に終わらせ、風呂に入ってから泥のように眠った。
つぎのひ
なんかすごい腫れてる気がしたが、数日は普通に過ごした。
全然治らなかったので病院に行き、レントゲンで折れてないことが分かったのでヨシ!
モーラステープと下痢になる漢方を貰いました。
※下痢で血腫をどうにかするらしい。下痢にそんなパワーあるんですか。
私のようにバイク初心者の方が長距離運転をすることもあるかと思います。
そういった時は、目的地到達後も気を抜かず、バイクの取りまわしなども細心の注意を払って、怪我無く旅を終えられるようにして、下痢をしないようにしましょうね。
お付き合いいただきありがとうございました。

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