SR400(ノーマルウィンカー)とラフ&ロードのロードサイドバッグ

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SR400が納車されてからしばらくは、イージーシングルサドルバッグを両側につけてキャンプに行っていました。

このサイドバッグは結構気に入っているのですが、キャンツーを続けていくうちギアやらなんやらが増えていき、大きなサイドバッグが必要な気がしてきました。

そこで購入したのが、ラフ&ロードのロードサイドバッグです。

私のSR400はウィンカー移設をしていないため、あまりサイドバッグが大きいとキックスタートができなくなる恐れがありました。
バイク用品店で実際にサイズ感を見てから購入したかったものの、いくつか回ってみても現物が見つからず、博打気味にAmazonで購入しました。

結論から言うと、ノーマルウィンカーのSR400でもロードサイドバッグを使うことはできます。
できますが、このバッグの全力を発揮させてやることができませんし、キックスタートも結構ギリギリな感じになりますので、おすすめ!とは言えない感じです。

今回はそんなラフ&ロードのロードサイドバッグをSR400で使用した感想をブログにします。

ラフ&ロード ロードサイドバッグについて

概要

■ 商品情報

“必要と思われるものは必ず持っていく”というツーリストにもってこいの大容量サイドバッグ。容量アップスペースが独立しているので、予定外の荷物の増量にも、メインスペースの荷物をいじることなくスムーズに収納できます。バッグ位置(高さ)調節機構装備でアップマフラーにも対応します。

  • 品番: RR5632
  • 品名: ロードサイドバッグ
  • 価格: ¥21,800 (税別)
  • COLOR: G.ブラック
  • 容量: 54~72ℓ
  • SIZE: ノーマル時 W40×D17×H30cm / 容量アップ時 W40×D24×H30cm
  • 機能
    取付パーツ標準装備
    レインカバー標準装備
    P.A.S.対応
    インナーフレーム
  • 付属品
    レインカバー×2  RR5632-5
    ショルダーベルトA×1 RR0013
    セッティングジョイントパーツA×2 RR0010
    セッティングゴムベルト×2 RR6095

引用元:ラフ&ロード Product Information RR5632 ロードサイドバッグ

その商品説明のとおり、ものすごく容量のデカいサイドバッグ。
市販のサイドバッグの中で一番容量大きいような気がしているけど、どうなんすかね。

ノーマルウィンカーのSRに取り付けたときの雰囲気

SR400 ロードサイドバッグ 右から

右から見た図

SR400 ロードサイドバッグ 左から

左から見た図

SR400の特徴(と思ってる)エンジン脇の大三角とロゴがちょっと隠れるくらいの横幅。
エンジンをかけてしまえばそこまで気になるものではないです。

ロードサイドバッグのいいところ

収納容量最強格
公称容量54~72Lは伊達じゃない。
メインの荷室にムーンライトテント3型をねじ込めるレベル。

ムーンライトテント3型とロードサイドバッグ

ムーンライトテント3型が入ったロードサイドバッグ

横から

チャックがいっぱいついている
チャックがいっぱいついており、容量拡張しない状態なら3つの荷室が使える。
容量拡張すると、4つ目の荷室が出てくる。
※こいつを出すとあまりに幅が出すぎるのでめったに使わない。

バッグ手前にちっさいポケット

でっかいメインとその左脇にA4くらいの薄めの荷室

でっかいのとうっすいのの間に拡張荷室ができる

厚みはメインの半分くらい

バッグの脱着が楽
ワンタッチバックルがついたベルトをシートに巻き付けておき、バッグ本体のバックルと接続するタイプのバッグなので、バッグ自体の脱着は楽。
パチン…………パチン……くらいで終わる。

ロードサイドバッグの微妙なところ

雨の日は付属のカバーで対応する必要がある
バッグ自体に防水性がないので、雨が降ったら付属の防水カバーをかける必要がある。
※写真撮れてないので、詳細は商品説明画像にてご確認いただきたく。
銀色にインパクト強めのロゴが描かれてる攻めたデザインなうえ、上からかぶせてゴムを引っ張って絞るという取り付け方なので、つけるのが結構面倒くさい。
高い
サイドバッグに2万円はどうなの?と思う。なんで俺こんなに奮発したんだろう。
荷室拡張してもメインの荷室は大きくならない
元の容量がデカいので使うことはあまりないものの、メインの荷室を大きくするタイプの拡張機能ではないので、拡張前のメイン荷室に入らないものは拡張後も入らない。
小物をたくさん入れるための拡張機能って感じ。
※微妙な点として挙げてますが、キャンツーの帰りに増えた小物類を緊急的にしまっておくことができるので結構便利です。

ノーマルSR400でロードサイドバッグを使った時の問題点

キックスタートしづらい

容量もデカけりゃ幅もデカいので、キックペダルすれすれくらいまでバッグが来る。
こいつをつけているときのキックは、キックペダルをかかとの先の先でこするかのように踏み下ろす感じでやっている。それでもバッグに足が擦る。
バイクが安定しづらい場所で停車してしまった時はかなりドキドキしながらキック始動をすることになる。
また、キックペダルすれすれに来ることによって、次のような問題点もある

右側バッグのP.A.S.が実質使用不可

このバッグの側面には、P.A.Sというなんかボトルケージとかのアタッチメントを後付できる機構がついてる。
が、これをつけようもんならキックペダルと干渉すること必定なので、実質使用不可。
無理やり使ったとして、ペットボトルをエンジンかけるたびに足蹴にするという不衛生極まりない状態になると思う。

バッグ取り付け用のベルトがつけっぱなしになる

これは俺の問題でもあるけど、SR400はシート外すのに工具が必要なので、バッグを取り付けるためのベルトを外すのが面倒くさい。
なので、ロードサイドバッグを使う使わないにかかわらず俺のSRには常に取り付け用のベルトが鎮座することになる。

This is 鎮座

未来のお嫁さんが突然目の前に現れたなら、俺はタンデムに誘うかもしれない。
タンデムに誘ったその子のケツにカチカチのバックルでダメージを与えることになってしまう。
しかし、初心運転期間なので関係なかった。

ウィンカーがひん曲がってる

今日画像を見て気づいたけど、ウィンカーがちょっと後ろに押された状態になってる。

ウィンカーちょっとひん曲がってるの図

今のところおかしくなったりはしてないけど、ずっとウィンカーがひん曲がった状態で走ってたらあまりバイクにはよくないと思う。

SR400で使うとこのような問題点があるのと、もっと気楽にキャンプに行けるよう荷物を減らしたいという気持ちもあり、ロードサイドバッグ出番は少しずつ減っているようなそうでもないような感じです。

最後に

もしかしたらSR400では全く使えないかもしれないと思って買ったバッグでしたが、問題はありますが使用は可という感じでした。
おすすめはしないものの、SR400に乗っててデカいサイドバッグを探している人は候補にしてみてもよいかもしれません。FIなら始動はたぶん大丈夫。キャブは知りません。

ウィンカーを気にせずサイドバッグを選定できるような車種にお乗りで、でっかいサイドバッグをお探しなら割とおすすめできるバッグのような気がしています。

でっかいサイドバッグをパンパンにしてシートにもバンバン荷物を載せまくって、
「こんなに荷物を積み込んで、俺にとってキャンプって何なの…?」と自問するのも一興ではないでしょうか。

お付き合いいただきありがとうございました。

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